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日本列島 [日本]

 │92億6000万年差
 │45億2000万年差
2000万年前 日本はユーラシア大陸の一部でした 大陸の縁が東西に引き裂かれ、日本列島の地殻は大陸から離れました。やがてその裂け目は海に達し、中には海水が入りました。これが日本海のもとです。フォッサマグナ
 │500万年差
1500万年前 やがて西南日本は時計回り、東北日本は反時計回りに回り、現在の逆「くの字」型の日本列島の原型ができました。1500万年前ごろに、日本海の拡大は終わりました。
 │1496.2万年差
3.7-3.8万年前に初の日本人
∴ この頃まだ大陸と完全分離していないのね あちこちで地割れしてたいへんだったね
現代日本人は生きて100年だよな
38,000年前/100年=380代前 
38,000年前/50年=760代前
38,000年前/10年=3800代前位かな
には、誰しもそのご先祖様がいたんだよ
ねずみ算式に増えたのかね厳しい時代に
 │2.5万年前差=3.8万年前ー1.3万年前
約13,000年前/100年=約130代前
約13,000年前/50年=約260代前
約13,000年前/10年=約1300代前位かな
には、誰しもそのご先祖様がいたんだよ
∵ 人類皆兄弟とは昔はうまいこと言ったもんだよ
∵ それでいて戸締り用心火の用心とは洒落の利いたことを言ったもんだ
∵ 地球の中の人間社会
∵ 人にすることは自分にしている事と同じ
∴ 自分の全ての行いは自分に返ってくる
∵ 寒冷期に全部死んだ?古生代中生代の生き残りアンモナイト、メキシコ湾に隕石落下でインジューム元素が地球全体を覆ったhttps://www.youtube.com/watch?v=HCLjr4TeF2E00:44:00
∵ 約6億年前寒冷化から温暖化に変わった?https://www.youtube.com/watch?v=HCLjr4TeF2E
∴ カンブリア紀=急速に多細胞生物が増えたカンブリア爆発。その後三葉虫、アンモナイト出現古生代約5億5000万年前~約2億5000万年前の約3億年間。その後恐竜出現後2億年繁栄
∴ 約2600万年~2700万年に一回隕石落下確率
∴ 3.7-3.8万年前に初の日本人
∵ 寝食トイレ分離はまだまだ先の時代です
∵ この頃ずっと寒冷化だったのかね。14万年ごとに氷期と温暖期が入替わり、約14万年前ネアンデルタール人出現、猿にお墓はないが墓を作った(屈曲姿勢と花を供える?粋だね綺麗な感情からかね)。温暖期の4万年前現代人類に変化。との事https://www.youtube.com/watch?v=HCLjr4TeF2E1:00:00~
∵ 寒冷化で毛皮のコート着たのはいつから。ネアンデルタール人約14,3万年前に温暖期2万年に繁栄。その後約4万年前寒冷期に寒さに耐え現代人類に変化しアフリカに生残った。2万年暖かく11万年寒い、3000年辺りは寒くなるので温暖化を進めた方がよいのでは。との事https://www.youtube.com/watch?v=HCLjr4TeF2E1:02:00~
∵ 地球が出来て→オゾン層が出来て→生物が地上に上がってきて絶滅を繰返し→隕石が落下し→恐竜が絶滅し→最後にネアンデルタール人が寒さに震え→そして現代の人間が出てきた。したがって人間というものの行動を視ますとその歴史を全部背負っているということなんですね。人間の特徴は極めて頭脳が発達している。情報は力である。情報が隆々たる筋肉よりも大きな力であることを我々は知っている。恐竜型筋力進化と猿型脳力進化、危ないのはロボット中心世界かも、全ての生物は絶滅の為に進歩する。人間は日々進歩しないとすまない生物。人間は改善の意欲がすごく強い。よりいいものをよりいいものをと日々努力しているわけです。地球を支配した強い動物の寿命がだいたい2000万年位、人間が生まれて550万年位あと1500万年位は人間が生残るはずなんですが。との事https://www.youtube.com/watch?v=HCLjr4TeF2E1:05:45~
をつけて焚き火をしたのはいつ頃から
日常的に広範囲にわたって使われるようになったことを示す証拠が、約12万5千年前の遺跡から見つかっている。
イスラエルベノット・ヤーコヴ橋英語版の河岸にあるゲシャー遺跡では、ホモ・エレクトスかホモ・エルガステルが79万から69万年前に火を使っていた証拠がある[23]。焼けたオリーブ、大麦、ブドウの種や、木、火打石が残されており、火を使った確実な証拠としては、これが世界最古のものと見られている。
∵ 79万から69万年前の焼けたオリーブ、大麦、ブドウの種や、木が残るかね?
∵ だれかがキャンプした跡じゃ違うの?
∵ 火がないうちは生肉を食べるしかない
∵ ほぼ動物と同じだろうから病気なしか
火の使用は栄養価の向上にも繋がった。タンパク質は加熱することで、栄養を摂取しやすくなる[1][8][9]。黒化した獣の骨から分かるように、肉も火の使用の初期から加熱調理されており、動物性タンパク質からの栄養摂取をより容易にした[10][11]。加熱調理された肉の消化に必要なエネルギーは生肉の時よりも少なく、加熱調理はコラーゲンのゼラチン化を助け、炭水化物の結合を緩めて吸収しやすくする[11]。また、病原となる寄生虫や細菌も減少する。
食用にされたのは種や花、果肉など単糖や炭水化物を含む部分のみだった[12]ハーバード大学リチャード・ランガム英語版は、植物食の加熱調理でデンプンの糖化が進み、ヒトの摂取カロリーが上がったことで、脳の拡大が誘発された可能性があると主張している[13][14][15]
∴ 約260代前~約130代前にも衣(毛皮)食(肉、植物)住(洞窟)有り
今のオレと変わりなし
そりゃそうか
∵ なにが変わったか?
∴ 人間社会の高度最適化
∵ この先の高度最適化は?
∴ 超高度最適化そこまで追求するか?
∵ 人間の脳力を遥かに超えるマシンに頼る時代を選択してきたのだから
∴ どうもしようもねえよ
 
 現在の逆「くの字」型 >? 日本列島って く の字じゃないの?
 
ー日本列島は苦だろが
∴ 草かんむりに古いやつだとおおもいでしょうが
日本列島 地球誕生45億4000万年前ー4,539,987,000年後=1万3000年前の出来たて。大陸も移動したりくっ付いたりはしたのだろうけど日本列島ほど激しい地形の変化はないでしょ
∴ どうもしようもねえよ
日本列島は以下の四枚のプレート上にあり、
ユーラシアプレート
北米プレート
太平洋プレート
フィリピン海プレート

による圧縮、歪み込み、地下噴出物により地殻はさらにせり上がり、山岳を形成した 

∵ 日本列島の山岳頂上付近に貝殻の化石は見つかっている

∴ 海_Λ_海 日本列島断面図 本州横断約300kmでおわりだ欲を言えば切りが無いが。

∴ ~_Λ_~=海山海=日本列島

∴ 大陸でも国境こま切れの面積ちいさな国はたくさんあるよ

∴ あってもそれはだだっ広い大陸の平地でしょうが。日本劣等の中心線に沿って高い山脈がありそのふもとにはわずかなほんの僅かな沖積層の平地しかないのが大問題なのだよ。そしてその先は陸地を浸食する海。

∴ イタリアベネチア80%高潮被害1.8m原因地盤沈下、温暖化 テレビニュース20191114 街全体海中木グイで支えてるんでしょ水害恒例でしょ地盤かさ上げ補強しないとこの先難しいと思う∴高潮防止策に3箇所の運河に巨大な可動式仕切壁の建設+地盤補強工事の実施中、然し不思議なのは生活排水は昔からどうしているのだろうね20200229Eテレ地球ドラマチック水の都ベネチアを救え世界遺産が水没の危機

∴ 日本列島の山脈がプレートのお陰でせり上がったというのはテレビでみましたNHK

∴ 驚きです奇跡の地球の上に奇跡の日本島国火山国+奇跡の人類

∴ 奇跡の3乗

∴ 世界で地球でめずらしいだろ

∴ 奇跡も偶然で為り得る

∴ ならば日本島国火山国を長所に生かそう

∴ 地熱発電、岩盤浴、温泉卵、どこでも温泉、温泉枯れるかな

∴ 日本全国温泉番頭で就職確実OKかもね

∴ これは気圏だよ 南米大陸アンデス山脈もプレートに押されてできた 6000mも。

∴ 温泉でないの?天空都市

∴ いままであまり気にしなかったけどしらねえひとおおいだろな 知ってた?

∴ 神技だやっぱ

∴ 山脈に降った豪雨が滝のように下り海に流れ出る

∴ 土砂崩れ、洪水被害

∴ 海岸浸食も近年大きい

海岸侵食は、気象の変化による波向きや風向きの変化、温暖化に伴う海面上昇、コンクリートの材料としての海浜及び河川における砂利採取などが指摘されている。最も大きな原因としては、河川ダム等の構造物が多く建設されたことにより、河川から海岸へ流れ込む土砂の絶対量の減少が挙げられる。

∴ 人工構造物と自然現象とのプラスとマイナスのバランス

∴ 自然災害の大規模化対応策


6550万年前 - 生物の大量絶滅白亜紀末)。この頃、恐竜が絶滅。アンモナイトも絶滅。

このようなメカニズムで大陸側プレートに海洋プレートが潜り込む中で、主にジュラ紀 - 白亜紀に付加した岩盤を骨格に、元からあった4 - 5億年前のアジア大陸縁辺の岩盤と、運ばれてきた古いプレートの破片などを巻き込みながら、日本列島の原型が形作られた。この時点では日本はまだ列島ではなく、現在の南米のアンデス山脈のような状況だったと考えられる。

∴ 岩盤がずれるから地殻変動が起きるのではなく地殻変動が起きるから岩盤がずれるどっち?

約4000万年前 - 南極大陸で氷河の形成がはじまり、徐々に寒冷化。

4000万年前まで日本海が存在せず、日本列島は大陸の一部であった。約7万年前に、北方からはマンモスヘラジカトナカイヒグマナキウサギキタキツネなど、南方からはナウマンゾウオオツノシカカモシカニホンジカツキノワグマニホンザルなどが移り住んでいた。動物たちと同じく、それらを追って大陸の旧石器時代人も大陸から移り住んできたと推定される。その後、日本列島が大陸より切り離されることにより、それら動物や人類も独自の進化を遂げることになる

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Q

∵ 4000万年前まで日本海が存在せず、日本列島は大陸の一部であった。約7万年前に、北方からは・・・、っておかしくない?

2000万年前 日本はユーラシア大陸の一部でした 大陸の縁が東西に引き裂かれ、日本列島の地殻は大陸から離れました。やがてその裂け目は海に達し、中には海水が入りました。これが日本海のもとです。と前記にあるが、ジャブジャブの海の中を生き物が約7万年前に渡って来て移り住んだの?日本列島は2000万年前にはユーラシア大陸から離れて海水が入っているんでしょ?2000万年前にはすでに生き物が日本列島に乗ってないとならないのでは?

 ∵ それとも日本列島北方南方の一部が約7万年前にはまだ大陸の陸続きだったのか

∴ 陸続きか日本列島に乗っていた

紀元前198,000年≒20万年前新人類登場
∴ アフリカから(約20万年ー約7万年=約13万年)日々の生活を営みながら歩いて来たんだよね動物達を追いながらごくろうさま一代ではないだろうけど何代かかっているのだろうね 
約13万年/一代10年位?=約1万3000代 約13万年/1000年=約130千年紀かけて着たとの事
3.7-3.8万年前に初の日本人
∴ この頃まだ大陸と完全分離していないのね あちこちで地割れしてたいへんだったね
現代日本人は生きて100年だよな
38,000年前/100年=380代前 
38,000年前/50年=760代前
38,000年前/10年=3800代前位かな


∴ 生き物が生きられる大地にはエサとなる草原が広がっていたんだろうね+酸素
現在、地球の大気中における酸素濃度は約21パーセント(209,490ppm)であるが、年平均4ppmずつ減少している(1999年から2005年の平均値)という調査結果がある
もっとも、大気中の二酸化炭素濃度は2016年時点で約0.041パーセント(407ppm)ほどであり、約21パーセントの酸素とはもともとの大気中濃度がまったく異なっている。年平均4ppmの減少は1000年間で0.4パーセント程度の酸素濃度の減少である。
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ージャコウ牛がいないってことはさマンモス≠ジャコウ牛

ジャコウ牛は日本に生息したことはないけどね


日本人に約35%の頻度で見られるY染色体ハプログループD1a2系統は日本列島に初めて到達した現生人類のタイプと考えられており、3.7-3.8万年前に日本列島で誕生したとされる

3.7-3.8万年前に初の日本人


中央構造線

白亜紀後期(約7千万年前)は中央構造線の活動が最も顕著であったと考えられている。この頃イザナギプレートが約45度の角度で北上してユーラシアプレートの下に潜り込んでおり、このため中央構造線は左横ずれ運動を起こし、その北側では岩盤が破壊されて地層が堆積し和泉層群を形成した


∵ 45億4000万年前(±5000万年) - 地球誕生。 ー 白亜紀後期(約7千万年前)

=約44億7000万年


∵ 白亜紀後期(約7千万年前)ー 2000万年前=約5000万年

 

∵ (44億7000万年+約5000万年)/2=約22億1000万年後 > (9億5千万年後)

  2.326315789473684

∵ 約22億1000万年後/100年=2210万世紀後


∵ 西暦2020年+2210万世紀後=22,102,020世紀後


∵ 約22億1000万年後/1,000年=221万千年紀後 > 95万千年

  2.326315789473684

38,000km/0.04km=950,000千年
950,000千年紀×1,000年=950,000,000年(9億5千万年後)


∴ 地球かそれを使用する人間次第


∴ 地球の消滅80億年後だってhttps://www.youtube.com/watch?v=GPdLEKzHd1g(人類消滅はもっとはやい、CO2減少による作物不作磁場が狂い猛烈な宇宙線にさらされ海水が吹き飛び太陽系大衝突地球は太陽に吸い込まれるんだって)


∵ へぇぇきょうなに喰うか


∵ 悲観主義でも楽観主義でもないけど2020から始まり2100年には枯渇(化石燃料の事)


∴ 短くひとかけらの地球人類史


Enjoy~



日本国の危機的状況を拡散しました。

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『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2019年11月14日

 災害対策、防災対策にMMTを!

 From 小浜逸郎
  @評論家/国士舘大学客員教授

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台風大雨被害からの復旧や復興が遅れています。
直接の理由はお分かりと思います。
わずか1か月余りの短期間に台風15号、19号、東日本の大雨と、これだけ押し寄せてくれば、被害の重なった地域ではライフラインの復旧すらままなりません。
しかし必ずしもダブル、トリプルの被害を受けずにそれぞれ個別に被災した地域に限っても、関東甲信越東北の被災地全般を見渡せば、ため息の出るほど復旧・復興に手間がかかることが想定されます。
倒れた高圧電線や電柱による停電、土砂災害による寸断された道路や倒壊家屋、各河川の堤防決壊や氾濫が引き起こした水害による鉄道や橋の崩落、浸水で使えなくなった家屋・家財、田畑の被害など、後始末だけでも大きな人手とコストを要します。
まして被害に遭った人たちの生活や産業の再建には莫大な労力と費用が掛かるでしょう。
一説によると、総被害額は5000億円に上ると言われています。

この復旧・復興の遅れは、昨年7月の西日本豪雨、9月の大阪地震の際にも指摘されました。
一つの大きな理由は、長年にわたる公共事業の削減によって、中小の建設業者が倒産・廃業に追い込まれたためです。
復旧しようにも人手が不足し、高い生産技術があっても、うまく使いこなせる人がいません。
おまけに昨年から今年にかけての場合、東京五輪準備のために多くの建設業者が取られ、とても対応することができないのです。
昨年の12月には、こんな報告もなされています。

《広島県では工事が必要な被災箇所は約7千件に上ると見込んでおり、山間部で重機が入れないケースなど難易度が高い現場も多い。人手不足で人件費が高騰する傾向がみられ、業者からは「経費がかかる分、利益が圧縮される。コストに見合わない」「発注が多すぎて、人繰りがつかない」という声が上がっている。岡山県と愛媛県では不調の発生率は10%以下に抑えられているが、今後も工事が増えていく中で危機感は強い。両県では、多くの業者が入札しやすいように設計金額の要件を緩和。人手不足に対応するため近隣の工事をまとめて発注し、1人の技術責任者が複数の現場を同時に監督するのを認めている。》(太字は引用者)

一般に、戦争や大災害があると、需要が伸びます。
戦争の場合は、それ自体が莫大な費用を必要としますし、日本のように敗戦の痛手を受けたケースでは、復興需要が発生します。
また大災害の場合でも大きな潜在的需要が生まれるので、それに応えられる供給力さえあれば、皮肉なことに経済成長のきっかけになることが多いのです。
ところが近年うち続く大災害の場合、復旧・復興のための供給力が決定的に不足しています。

もちろん、被害に遭った各家庭や企業に十分すぎるほどの経済力があれば、もしかしたら復興需要を満たすだけの供給力が創出されるかもしれません。
建設業者の経営者が従業員にうんと高い給料を払うことにして、高度人材を集め、生産性の高い技術を駆使するとか。
それだけの資金を提供できるだけの消費者(被災者)がいさえすれば、の話です。
しかし、それにはどう考えても限界があります。
貧困化している今の日本で、そんなお金持ちばかりがいるはずがありません。
また、橋や道路は地方自治体が復興に当たらなくてはなりませんが、地方自治体はただでさえ財政難で悩んでいます。
そこにこの度の連続災害に遭遇したことは、まさに「泣きっ面にハチ」でした。

さてどうしたらいいでしょう。
もちろん、中央政府の支援に頼るほかありません。
その中央政府は何と言っているでしょうか。

《首相は「必要があれば補正予算も含めてしっかりと財政措置を講じていく」と表明した。政府は今年度当初予算で確保した予備費5千億円のうち、すでに使途が決まっている230億円を除いた部分を活用した上で、補正予算案の編成に着手する。自治体への普通交付税について首相は「繰り上げ交付を迅速に実施するように」とも述べた。》
https://www.sankei.com/politics/news/191015/plt1910150047-n1.html

一見、やる気満々のようです。
ところがです。
昨年の西日本豪雨災害の後、次のようなことが確認されました。

《厚生労働省は、2018年9月に公共施設や病院などにつながる全国の主要な浄水場3521カ所を調査。その結果、22%に当たる758カ所が浸水想定区域にあり、そのうち76%の578カ所は入り口のかさ上げや防水扉の設置などの対策がされていなかった。土砂災害警戒区域にも542カ所あるが、うち496カ所が未対策だという。》

さて1年経ちました。
今年の台風19号による水害では、次のような、同じ数字が報告されています。

《河川の氾濫(はんらん)などで浸水する恐れがある場所に設置されながら、浸水対策がされていない浄水場は全国で578カ所にのぼっている。台風19号の大雨では、福島県いわき市の平(たいら)浄水場が水没し、最大で約4万5千戸が断水した。災害からの復旧を支えるインフラの備えが遅れている。》

これは、1年たっても、問題の浄水場に対して新たな整備が行われていないことを示しています。
こんな調子では、意気込みだけ表明されても信用できません。
しかも「必要なら」と仮定を置いているだけですし、補正予算もどこまで組めるのかおぼつきません。
なにしろ、鉄壁の緊縮財政というこれまでの「実績」がありますから。

エコノミストの斎藤満氏は、次のように述べています。
《政府は遅ればせながら、にわかに復興支援に積極的な姿勢を見せ始めました。日銀が支援融資を検討するほか、政府はこれを機に積極財政に転換した模様です。(中略)幸い財務省は、このところの超低金利を利用して、18年度中に52.5兆円も国債を前倒し発行し、その資金をある程度プールしています。財政資金はいつでも活用できる状況にあります。これで災害復旧が進めば、それなりに生産やGDPが増えるはずです。》
https://wezz-y.com/archives/70280?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push

しかし国債を災害対策にどこまで充てるのか、まったく怪しいものです。
というのも、使える資金はあると言ったその舌の根も乾かないうちに、斎藤氏は、次のようなことを言っているからです。

《政府が支援のために財政支出を拡大するとしても、国にお金があるわけではないので、それは国民の税金や、将来世代からの借金によって賄えることになります。》(同前、太字引用者)

要するに政府の支援金は国民の税金から拠出し、不足分は国債(いわゆる国の借金)で賄うと言っているわけです。
「国にお金があるわけではない」という言葉がそれをよく表していますね。
これは、彼が財政支出の仕組みをわかっていないことを表しています。
しかし何も斎藤氏が悪いわけではありません。
日本国民のほとんどが、いまだに財政支出の主たる部分は税金で賄い、足りない分はやむなく国債を発行して間に合わせると思いこんでいます。
つまり公共事業や社会福祉事業、災害対策費などを捻出するのに、国民からカネを集めて行うと信じているのです。
国債もこんなに残高が積み重なっているから、「孫子の代に迷惑がかからないように」できるだけ節約をして、などと誰もが考えるのでしょう。

しかしMMT(現代貨幣理論)によれば、財政支出のためのカネは、政府がキーストロークだけでいくらでも創出できるのです。
そこにはインフレ率以外の制約はありません。
これは政策判断以前の、単なる会計上の事実です。
なにしろ政府には通貨発行権があるのですから。
「国にお金があるわけではない」などというのは、例によって、財政を家計の財布に例えるトリックを使った財務省に騙されているにすぎないのです。

さてここに、激甚な災害に見舞われている国民がいて、財政難のためにその対策ができずに悩んでいる地方自治体があります。
非常時です。
政府は支援のために5000億円取ってあるだの、補正予算を組むだのと大げさに騒いでいます。
おそらく補正予算なるものも、緊縮財政の枠をはみ出さないようにセコイセコイ金額しか積まないのでしょう。
どうせそうに決まっています。
国会議員たちもほとんどが騙されているのですから。
しかしこれは、あそこにいくらあるからあれを使って、というような話ではありません。
非常時ですよ。
中央政府にだけ許された通貨発行権を大いに行使して、復旧・復興のために、必要十分な数字をはじき出し、それを直ちに特別予算として組めばよいだけの話です。
けっして税収から何とか、などと考えてはなりません。
人手不足が問題なら、国が自ら中小企業に潤沢な補助金を提供して、企業はそれを人材登用に充てればよい。
こういうことをしたって、何も高インフレになどなるわけがありません。
欠損してしまったものを埋めるだけなのですから。
ちなみに東日本大震災というあれほどの非常時に、政府はいくらでもできるはずの財政出動をせずに、あろうことか、国民から(それも被災者まで含めて!)復興税を徴収したのです!

ところで、災害大国ニッポン。
このような危険は、これからも年を追うごとに増大していくことが予想されます。
単に、災害が起きた後の場当たり的な応急処置で済ませてはなりません。
今年度は災害対策のためにこれだけ使いました、来年度は未定だからわかりません、では、いつまでたっても国土強靭化が果たせません。
単年度会計のしくみから改めていく必要があるでしょうね。
これを機会に、財務省もいいかげんに「狂気の緊縮路線」をすっぱり捨て、今後に備えて地方インフラ、防災インフラなどハード面の充実のために、長期計画を立てておおらかにキーストロークを叩きましょう。



日本国の危機的状況を拡散しました。
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『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2019年11月13日

 消費増税に対して「万全を期す」という
 政府答弁が「ウソ」であることが
 明らかになりました。


 From 藤井聡
  @京都大学大学院教授

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政府は、消費増税に伴うショックに対して、
「万全を期す」という発言を繰り返してきました。

総理も、
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42980740X20C19A3000000/
官房長官も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019093000493&g=pol
財務大臣も。
https://jp.reuters.com/article/consumptiontax-aso-idJPKBN1WG2MN

当方の個人的な体験で申し上げても、
増税前、ずっと長い間にわたって、
政府与党に消費増税の危険性について
いろいろな方にご説明差し上げた時に、
必ずと言っていいほど耳にしたのが、
やはりこの、

「万全を期す。」

という言葉でした。

ただ、この言葉を聞くたびに脱力感に
毎回苛まれていたのを思い出します・・・。

これを言われると、
もうこちらが二の句を告げなくなるのです。

そもそも、本気で万全を期すというのなら、
増税で吸い上げた5兆円の2〜3倍程度を
吐き出す、10〜15兆円程度の補整予算
等の
対策が必要なのです。

もちろん、当方がそれをどれだけ警告しても、

「大丈夫、大丈夫、万全を期すから」

と言われてしまう、というのが、
いつもの日常的風景でした・・・。

ホント、日本人の言葉が
ここまで軽くなってしまったのは、
いつからなのだろう・・・と
とても辛い思いをしていたことを思い出します・・・。

一応、政府のロジックとしては、
増税で吸い上げた5兆円を
若干上回る支出をするのだから、
大丈夫だ、というもの。

しかし、そんな事やったって、
その政府支出は全ての消費行動に
「届く」ものではなく、
ごく一部のものに「届く」だけ

一方で、消費税は全ての品目に
「届く」ものなのですから
効率的に消費を冷やし、経済を効果的に低迷させる
巨大な力を持っている
のです。

だから、10〜15兆円の補整予算を
5、6年くらい続けないとダメだと
主張し続けたわけですが・・・

「万全を期す」
と判で押したように繰り返す人々に
そんな事、いくら説明したって、
完全に、馬の耳に念仏。

後はもう、データで事後検証して、
「それ見た事か!」
とやるしかないなぁ・・
と思っていたところ(あ〜情けない!!)、

消費増税がひと月経った今、そろそろと
彼らの欺瞞を暴き立てるデータが
一つ一つ出て参りました。

例えば、その一つがこれ。

191113_g1.jpg
https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO5094843012102019EA5002&dc=1&ng=DGXMZO50948420S9A011C1EA5000&z=20191012

ご覧の様に、軽減税率の対象外となった
普通の消耗品は、
たった2%の増税で、
3%も増税された2014年と同等、
あるいはそれ以上の「冷え込み」

もたらしていることが見て取れます。

一体、これのどこが
「万全が期せている状況」
だと言うのでしょう・・・?


さらに最新の景気動向調査から、
こんなグラフも出てきました。

191113_g2.jpg
https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO5204524011112019EA1001&dc=1&ng=DGXMZO52032690R11C19A1EA1000&z=20191111

キャプションにありますが、
この尺度は、「前回増税時より低水準」だそうです。

繰り返しますが、
一体、これのどこが
「万全が期せている状況」
だと言うのでしょう・・・?


もちろん彼らは、

「台風があったからだ(キリっ!)」

と言うんでしょうが、台風があろうがなかろうが、
「万全を期すんだったら、
何のショックもないはずだろ!」

と言わねばなりまん。

いずれにしても、
これから、GDP統計をはじめとした、
さらなるデータが出れば、
「政府の万全の期させなさ」(ヘンな日本語ですが 笑)
がどんどんと明るみになってくるでしょう。

一応、政府も対策をやっていますから、
前回時よりも幾分
「マシ」な尺度もいろいろとあるでしょうが、
仮にそういうものがあったとしても、
そんな対策は全て短期で終了してしまいますから、
「バレる時期」が幾分遅くなるだけの話。

・・・・

とはいえ「それ見た事か!」と
溜飲だけ下げてても仕方ないので、
後は今のこの情けない現状を、
しっかりと国民の皆様にご理解頂くしかありません。

国民の皆様も是非、
権力者たちのいい加減な言葉を
しっかりと監視し、糾弾する習性

身に着けていただきたいと思います。

さもないと国民は、権力者の皆さんに
いいように扱われ、侮られ、経済的に「屠られ」て
捨てられてしまうのがオチなのですから。


2019-11-10 13:44  nice!(0)  コメント(0) 

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